バンクーバーに2年間滞在
今から10年ほど前になりますが、カナダのバンクーバーに2年間住んでいました。1年目はワーキングホリデーのビザで、2年目は観光ビザでそのまま滞在しました。
カナダのバンクーバーを選んだ事情は、その2年ほど前にオーストラリアのシドニーに語学留学していたのですが、そこでルームシェアをしていたオーストラリア人の女性が「バンクーバーっていいよ。」と言っていたからかもしれません。彼女のボーイフレンドがバンクーバーに住んでいて、夏になると、1か月ほどバンクーバーに行っていました。
オーストラリアで10か月ほど、語学留学した後、貯金はずいぶん少なくなっていました。ただ、語学学校に行き続けるには、お金がいるので、とりあえず日本に一度戻って、資金をためようと思ったのです。
オーストラリアよりカナダの方が魅力的?
その頃、20代半ば。オーストラリアで知り合った日本人には、カナダでワーキングホリデーに行って、オーストラリアにも来ていた人が何人もいました。
そして、皆が口をそろえて言うことは「カナダの方がよかった!」ということで、私もカナダにワーキングホリデーで行こうと思い立ったのです。
10年前情報ですが、カナダとオーストラリアの日本人留学生やワーホリを比べると、
カナダとオーストラリア滞在中の日本人比較
1、カナダにいる日本人の方が年齢層が高かった。
オーストラリアはやはり海が魅力ということから、サーファーが多く、若者が多いです。
留学当時、25歳の私は、年上の方でした。もちろん、カナダで冬はスノボができる魅力もありますから、ウィスラー(有名なスキーリゾート)に行けば、若い子も多いです。
2、カナダにいる日本人は女性が多い。
カナダって日本人女性には、アメリカよりハードル低いみたいです。
私もですが、アメリカよりイメージ的に安全って思うんでしょうかね。
男性は留学するなら、カナダよりアメリカを選ぶのではないでしょうか?カナダに来ている日本人男性はアメリカには怖くて行けなかったんだ、と軟弱だという噂もありました。
バンクーバーの印象は、中国人が多い
バンクーバーの印象と言えば、中国人(アジア人)が多い!と思うことでしょう。
初めてバンクーバーに着き、次の日にダウンタウンがどんな感じが見たくて、行ってみた感想はみんな「アジア人が多い」だと思います。
1997年にイギリスが香港を中国に返還しました。そして、香港の人々は共産主義を恐れて、その頃バンクーバーに移民したそうです。
バンクーバーのダウンタウンを歩いていると、アジア系をよく見かけ、黒人は少ないです。
ロブソンストリートには日本人向けのお店が並ぶ
バンクーバーにお土産屋さんやレストランが並ぶ、メインストリートのロブソンストリートには日本人向けの店が何軒かあり、日本人も多いです。
ただ、日本人のほとんどは留学生やワーキングホリデーが多く、移民は少ないような気がします。
また、バンクーバーは別称ホンクーバー(香港からとっている)と言われていたり、バンクーバーにある大学、UBC(the University of British Columbia)の”C”はChineseではないか?と言われていたりもしました。
また、バンクーバー国際空港があるリッチモンド市は、住民の大半が中国人の印象を受けます。スーパーもレストランも中国人向けが多く、カナダにいるとは思えないです。実際には、Wikipedia情報によると、17万5000人の人口中、少数民族が59%と国内で最も高く、華人の割合は40%に上るそうです。
アジア人が多いから、居心地もいい
アジア人が多いことから、私にとり、バンクーバーはすごく居心地がよかったです。
もちろん、中国人やアジア人に偏見を持っていたり、文化の違いから、アジア人が好きではない白人もいるとは思います。
ただ、バンクーバーはあまりにもアジア系が多いので、ここで暮らすには、アジア系が何かと関わってきます。
例えば、私が最初に行っていた語学学校の経営者は中国人でしたし、街を見渡せば、レストランのウェイトレス、ショップの店員、アジア系が多くいます。日本人がバンクーバーを歩いていても、目立ちません。そんなところが、居心地良く感じるのだと思います。
バンクーバーでどこに住んでいいかわからない人はこちらも参考に!
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バンクーバー、住むならどこがいい?カナダに2年滞在して感じたこと