バンクーバーで日本人は人種差別を感じる?

バンクーバーはアジア人が多いので人種差別が少ない?

バンクーバーは中国人が多いです。
リッチモンドでは、「中国人以外いるの?」と思うぐらい中国人ばかりです。

アジア人の人口は白人に迫る勢い

Wikipedia によると、2016年でバンクーバーの白人の人口が約118万人東アジア人、東南アジア人併せて73万人弱です。総人口250万弱で、割合にすると白人が48.6%、東アジア人、東南アジア人が30%も占めています。

2036年にはアジア人と白人の割合は、約37%で同じぐらいになるようです。Wikipediaへ

私が海外滞在経験から感じたことですが、
様々な人種がいる場所は、人種差別は少ない

現在バンクーバーでアジア人は全体の30%ですので、学校や職場、街を歩けば常にアジア人がいます。職場でも、学校でも30%もいる人種を差別はできないのでは?と思います。

差別というのは、多数派が少数派に対してされることが多いです。
多数派に対して差別しても、反撃されますからね。

表立った差別は少ないが、やはり差別はどこでもある

バンクーバーに着いて間もないころ、ダウンタウンでアジア人と白人のグループが仲良さそうに歩いているのを見て、少し感動しました。

どの国でも都会に行けば、色々な人種はいますが、やはり白人は白人同志アジア人はアジア人同士のグループを見かけることが多いです。でも、バンクーバーは白人もアジア人も仲良いのかも?なんて思ったのです。

現地の人の声

バンクーバーに着いた当初は、他の海外に比べて、差別がないように感じました。
アジア人が多いということで、お店の人も街行く人も、アジア人である私に特別気に留めることなく普通に接していると感じました。

今まで滞在した国、イギリス、オーストラリアに比べると、格段に私にとって居心地がよかったです。アジア人が多いことで自分が人と違うと感じず、バンクーバーに馴染んでいるように感じました。

イギリスやオーストラリアにいるときは、もちろん普通に接してくれる人もいますが、たまに人種的な差別用語を突然言ってくる人もいました。

でも、バンクーバーに長く住むと、差別かなと感じることは感じます。それが人種差別なのか、ただに人種差別関係なく、嫌な対応をされただけなのかもしれません。

日本でも、見た目から、誰でも多少は差別をしていると思います。
例えば、怖そうな人やキレイな人には優しく接したり、どんくさそうな人にはキツくなったりしますよね。

ルームメイトだった日本人女性の留学生の話
シェアしているときに知り合った日本人留学生の女性は、白人の綺麗系な女の子は、授業のグループワークのとき、アジア人女性に対して差別してくると言っていました。アジア人女性が意見を言っても無視されたりするそうです。

でも、その白人女性は日本人の男の子には優しく、アジア系の女子には冷たいことが多いと言うことなので、人種差別とは言えないかもしれません。その日本人女性は綺麗系の白人女性がいると少し警戒すると言ってました。

中国系の男性の話
彼はあるボランティア活動で知り合ったのですが、生まれも育ちもバンクーバーの中国系カナダ人2世です。英語もアクセントがない綺麗な発音。電話だとアジア系だとは思われないそう。でも友達はほとんどがアジア系でしたね。
彼の話を聞くと、アジア系だと差別してくる人もいると言ってました。
一度街で見知らぬ白人男性と口論になったとき、顔に指をあてて釣り目のジェスチャーをされたそうです。他にも、中国人への差別用語チンクと言われたりもすると言ってました。

メジャーリーガーのグリエルがダルビッシュに対してやったジェスチャー。
ダルビッシュの目は細くないと思うのですが、外国人にとっては細目の印象なんですかね?

全体的に見れば、バンクーバーはアジア人にとって住みやすいです!

私が1年住んだ印象ですが、バンクーバー市民はアジア人慣れしています。
特にアジア人の多い地域、バーナビーやリッチモンドに住めば、カナダというより、アジア圏に住んでいるような感じではないでしょうか。

ただカナダ全体が、バンクーバーのようにアジア人が多いかと言えば、違うようです。Wikipediaによると2011年で約76%が白人、アジア系は南、東、東南アジアを合わせて10数%です。Wikipediaカナダへ

カナダでは私はバンクーバー、ウィスラー、ビクトリア、バンフなど日本人の多い、西側の方しか行っていないのですが、州によってかなり雰囲気は違うようです。

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