ホームシックで泣く
ロンドンに来てから、徐々に新しい生活には、慣れてきました。
ホームステイ先での、食事、シャワー、洗濯のやり方。そして、地下鉄の乗り方や学校の行き方も慣れ、最初の緊張感は少しほぐれてきました。
ただ、親元から離れたのは、初めてのことだったのと、外国に来て、ほとんど誰も知り合いがいないことから、夕食後、部屋に戻るとホームシックになり、時々誰にもわからないように泣いていました。
ホームステイ先のファミリーは事務的
ホームステイ先のスミス夫妻は、最初から事務的でした。
たぶん、私が期待しすぎたのだと思いますが、家族の一員として、色々連れて行ってもらえると思っていたところ、寮母や大家さんのような淡々とした対応でした。
滞在2日目には、スミス夫妻で私が聞いていないか、わからないと思ったのか、「リサのホームステイ代は◯◯ポンドだったわよ」「まぁ、悪くはないね」という会話もしていたのです。
友達ができると徐々にホームシックも薄れてくる
学校の日本人の留学生と話す
ホームステイ先は英語オンリー。
クラスでは日本人生徒がいたものの、私より前にロンドンに来ていたため、すでに友達がいるようで、私にはクールな対応でした。
クラスが終わった後、学校のソファで途方に暮れていると、日本人のカップルが私に声をかけてくれました。
ロンドンでの悩みを話したところ気持ちが軽くなる
日本人のカップルは私と同年齢ぐらい。大学生と大学院生のカップルでした。
そこで、ロンドンに来てからの孤独や休日何をしていいかわからないと打ち明けると、
「一緒にランチしよう!」と誘われました。
そこで今まで、内に思っていた思いを告白し、すっきりしました。
いつの間にかホームシックが消えた
日本人で話せる人がそのカップル以外にも数人できました。
そのことにより、徐々にホームシックが消えてきました。
ロンドンの街を一緒に行動することで、ロンドンの良さもわかってきて、ロンドンの歴史ある名所にできるだけ多く行きたいと思い始めました。
ロンドン到着後、2週間を過ぎるころには、すっかりホームシックはなくなっていました。