友達がいない休日
同じホームステイ先に留学生がいる場合は一緒に出掛けられる
初めてのホームステイで、ロンドンに着いた次の日、朝食を食べているときにホストマザーから
「今日は何をするの?」と言われ、戸惑いました。
ホストマザーがどこかに連れて行ってくれんじゃないの?と思ったので、
「I don’t know」と遠慮がちに答えると、
「クバとどこかに行けば?」と提案されました。
クバとは、同じホームステイ先にいた男子高校生のポーランド人。同じ留学生です。
何もわからない私は最初の週末は、クバに金魚の糞のように着いていきました。
1人ぼっちの週末
しかし、クバは1週間後にはポーランドに帰国。
次の週末は全く1人ぼっちの週末となってしまいました。
私がロンドンにいたのは、今から20年以上前。携帯もないし、部屋にテレビもない。
ホストファミリーがいるし、ずっと部屋にはこもっていられない雰囲気でした。
そこで、勇気を出して外出するものの、どこに行ったらよいかわからない。
とりあえず、行き方を覚えた大英博物館に行きました。
1人ぼっちの週末に最適な過ごし方とは?
大英博物館は無料
大英博物館の入場は無料のため、何回も行けます。中ではスケッチをしている人や、長く作品に見入っている人もいます。
そのため、長居できます。
私は朝から大英博物館に行き、昼は近くのファーストフードで食べて、また大英博物館に戻ってくる。
一日過ごせます。
作品を見終わると、入り口のソファに座って人をずっと見ていました。
ロンドンは本当に様々な人種がいます。
見ていて飽きることがありませんでした。
インド人、黒人、ヨーロッパ人、東南アジア人、アラブ系。日本ではみたことがないような太った人、スタイルが良い人、セクシー衣装の人。
美術館、博物館は無料が多いので、日替わりで行っていました。
2週間過ぎると外出も一人でできるようになる
ロンドン滞在も2週間が過ぎると、地下鉄やバスも徐々に乗りこなせるようになりました。
週末を常に一緒に過ごす友人はまだいませんでしたが、学校ではロンドンのおススメスポットにも一人で行けるようになりました。
そのため、リージェントストリートやピカデリーサーカス、コベントガーデンでうろうろしながら、ショッピング。
主にウィンドウショッピングでした。
1人で公共交通機関が乗りこなせると滞在も楽しくなる
着いて1週間ぐらいは、街の雰囲気や交通機関のシステムになれません。
でも1週間を過ぎると徐々に周りも見えてきます。
学校で友達もできると思いますし、クラスで観光名所も教えてもらえるかもしれません。
私も最初の1週間は、「日本に帰りたい」と思っていましたが、1週間を過ぎるころにはその気持ちは消えていきました。