きっかけは洋楽
私が初めて海外に行ったのは、ちょうど20歳のときでした。今から20年以上も前のことです。
大学3年生の時、夏休みを利用して、1ヶ月間ロンドンにホームステイしたのです。
海外に興味をもつようになったのは、まずは洋楽でした。中学の頃に、当時流行っていた、ブリティッシュロックのカルチャークラブやデュランデュラン、またアメリカンポップのマドンナ、マイケル・ジャクソン、シンディ・ローパーなどに夢中でした。中学3年生の時には、テレビでやっていたビートルズ特集をきっかけに、ビートルズもよく聞くようになっていました。
アメリカかイギリスか?
そして、いつしか、海外留学を夢見るようになりました。イギリスは歴史の街。アメリカは広くて自由なイメージでした。
パンフレットや雑誌などを見ながら、ホームスティや留学に興味を持つようになって行きました。ただ、漠然と行きたいと思っていただけで、当時の高校生の私にとって、実際に留学をすることはかなり勇気がいることでした。憧れは強かったけど、外国は遠い世界でした。
時は過ぎて、大学生になった私。
外国語大学に入ったこともあり、まわりは留学生も多数いて、留学する日本人学生も多い環境でした。大学3年生の夏には、クラスでもホームステイや短期留学する生徒が何人もいました。
そんなことあり、両親に頼んでみました。
「夏休みにアメリカに留学したい!」
安心安全のJTBでホームステイ
両親は20歳の女の子一人を海外留学させるのは危険だと思ったようで、海外在住の知り合いはいないか探したようです。
ただ、そんなうまく海外在住の知り合いがいるわけではなく、父の知り合いがJTBに勤めており、JTBなら安心だろうと、その知り合いに私の留学手配を頼んだのでした。