パールハーバーツアーは朝が早い
パールハーバーのツアーはハワイに行くと決まってから、主人が「絶対に行きたい!」と言っていたところでした。男性は女性と違い戦争に関心がありますよね。
朝6時頃にハイアットに集合だったので、朝食付きツアーだったにも拘らず、パールハーバーツアーの日はカハラでブッフェを食べる時間がなく残念。
阪急交通社より案内があった、現地のR&Cツアーの「パールハーバーと戦艦ミズーリ・ツアー」に参加しました。参加者は文字通り老若男女で、20代の女性から、戦中に生まれていそうな老夫婦、そして私達中年夫婦や女友達での参加者など様々でした。
観光客のほとんどはアメリカ人
まずはパールハーバー・ビジターセンターにバスで行くと、すでに人がたくさん並んでいました。
入口のあたり
7時前に到着したのですが、すでに人がたくさん並んでいました。ほとんどアメリカ人だと思います。主人は「アウェイだ。アウェイ」と何度も言っていました。
ワイキキは日本人だらけですが、ここは本当にアメリカなんだと思い知らされます。日本人は私達ツアーの人達だけという感じでした。
特にアメリカ人から、私達日本人へ向けた悪口を言われたりすることは、私が感じた限りではなかったと思います。ただ、近くで、ある家族が「あの団体は日本人だよ」と言っているのが聞こえてきました。
無知な私はミサイルだと思ったのですが、主人から回天と言う人間魚雷だ、ということを説明されました。
アメリカ人も結構見入っている人が多かったです。乗っていた人のことを考えると本当に胸がつまります。
パールハーバーツアーは圧巻です!
参加したパールハーバー、戦艦ミズーリのツアーは早朝から5時間、昼に終了しますが、結構みっしり予定が詰まったツアーです。ツアー前に、あまり物は持込みができず、カメラと財布など最低限必要なものだけ持ってきてください、と説明がありました。
まず、ビジターセンター内で色々見学しながら、戦艦ミズーリメモリアルに行くバスが来るのを待っていました。そして、時間になり、バスに乗って戦艦ミズーリへ。
戦艦ミズーリへ
ツアーは日本人ガイドが詳しく色々説明してくれました。主人は色々聞き入っていました。
大きすぎて全体が撮れないんです。まずここから中に入っていきます。
主砲部分です。
戦艦ミズーリツアーは一時間ぐらいです。トマホークや神風特攻機の衝突跡や、降伏調印式が行われた場所をぐるっと回って、ガイドの方が詳しく説明していきます。天気も良く、日差しが痛かったです。
ビジターセンターからボートでアリゾナ記念館へ
その後、またバスに乗って、ビジターセンターに戻りました。次にUSSアリゾナ記念館ツアーの説明がありました。第二次世界大戦の映画上映とその後、シャトルボートに乗り、アリゾナ記念館に行きます。
映画上映や資料博物館では、アメリカから見た日本の映像を見ることができます。昭和天皇の若い頃の映像などがありました。映画は日本語ナレーション付きのヘッドフォンを借りたのですが、調子が悪く聞こえず。頑張って英語で聞きましたが、残念ながら半分ぐらいしか理解できなかったです。
アリゾナ記念館へはシャトルボートに乗っていきます
アリゾナ記念館では、主人が「写真を撮るなんて、失礼じゃない?」ということで撮っていません。現在も海に沈んでいる戦艦アリゾナの上に、白く浮かぶように記念館が立っています。今も船体からは重油が流れ続けているのを見ることができます。
アメリカ人の方たちは、笑顔で家族写真を記念館で撮っていましたが、主人は「気に障られたら嫌だから。」と二人で、ここで亡くなられた方々に敬意を払いお祈りしました。