オーストラリア、シドニーでオージー女性と半年間ルームシェア
1990年代後半にシドニーで10か月語学留学していました。その時代のルームシェアの探し方は、ネットよりフリーペーパーや新聞のクラシファイドを見る。または、情報センターのノティスボードを見て探すという方法でした。
半年間ほど、オージー女性二人(別期間)とルームシェアしましたので、その体験談を紹介していきます。
ルームシェアの探し方
知り合いから紹介してもらう
信用できる人からの紹介や友達が帰国するので、その空き部屋に入るという方法は一番安心かもしれません。
知り合いからの紹介 ー私の場合ー
最初は語学留学とセットになったホームステイだったのですが、ホームステイは少し窮屈になり、部屋を探して回りにもそのことを言っていました。すると、同じ学校で友達になった日本人女性の紹介があり、オージー女性と住むことになりました。
ネットや新聞のクラシファイドで探す
◆オーストラリアの日本人向けサイト
日豪プレス 住まいのページ https://life.nichigopress.jp/
JAMS.TV 住まい https://www.jams.tv/
◆一般の人向け
Flatmate.comのサイト https://flatmates.com.au/
Roomgo のサイト https://au.roomgo.net/
◆現地の新聞やフリーペーパーのクラシファイドから
新聞のクラシファイドで、ルームメイト募集の欄をチェックして、コンタクトしてみましょう。
ネイティブと一緒に暮らす。英語は上達する?気になった点は?
最初のルームメイト(ハウスオーナー):30代前半のバツイチのオージー女性
最初に2か月間、シェアしたオージー女性は当時30代前半。私は20代半ば。
面倒見の良い人で仲良くなりました。語学学校の友達を家に連れてきても、歓迎してくれました。夜も時々一緒にご飯を作ったり、食べたりしました。
そのオージー女性はバツイチで前の旦那が中国系。そのことからアジア系に抵抗がないようでした。
英語の上達度
気さくな人だったので、良く二人で話しました。夜にリビングで二人で恋愛話もしました。英語のスラングなども教えてもらい、会話は上達したと思います。
ただ、彼女と住み始めてから2か月後に、そのルームメイトが恋人のいるカナダに3か月旅行兼滞在するということで、ルームメイト交代となりました。
気になった点
すごく良い人だったのですが、私が夜出かける用事があって、彼女に何も予定がなくて家にいるときは、少し嫉妬みたいなものも感じました。
2番目のルームメイト:20歳のアートコース専攻大学生
次にシェアしたのは、20歳の大学生。髪の毛は紫色のショートヘアでした。アートを専攻しているということ。納得しました。
語学学校の生徒(私のこと)と住むのは初めてという地元の大学生。特に日本人にもアジア人にも興味がない感じでした。
英語の上達度
最初は親しくフレンドリーにしてくれましたが、そのうち、言葉があまり達者でない私に対応するのが面倒になったのか、住み始めて1か月後には、ルームメイトは家にほとんど帰ってきませんでした。
いるかと思えば、彼氏を連れ込んでずっと部屋にこもりきり。なので、英語はあまり使わなかったかも。 話すと言えば、あいさつぐらい?
気になったこと
この20歳のルームメイトは、私が起きているときは家にいなかったので、家で二人で共通に使うトイレットペーパー、洗剤などすべて私が買ってきていました。
もちろん、私の方がたくさん使っていますが、少しは払ってくれてもいいのに?と思いました。
また、綺麗好きではない人だったので、食器は食べたまんま、流しにつけるだけ、共同キッチンやリビングも一切掃除しなかったです。そのため、ストレスは溜まっていきました。
ルームシェアまとめ
オーストラリアで2人のオージー女性とシェアした感想ですが、良い経験でした。
語学学校で知り合うのは、ノンネイティブのカタコト英語を話す人たち。でも現地の人とルームシェアをすると、ネイティブの英語を学ぶことができる。
語学のためだけに、ネイティブのルームメイトを持つことはありですが、気が合わないと家で寛げないというリスクもあります
英語の上達度はルームメイト次第。もし仲良くなれれば、話すので上達しますが、私の2番目のルームメイトのように仲良くなれない場合、ほとんど家で英語を話しません。(会話がない)
そして、気が合わないルームメイトの場合、ストレスがたまる毎日となるかもしれません。ただ、これはルームメイトが日本人でもあり得ることですね。
また、文化の違いもあります。
オージーは基本パーティー大好き、明るいです。私の日本人の友達がフリーペーパーで探したオージー女性2人とシェアしていたのですが、毎週パーティー。日本人でもノリがよい子ならいいですが、パーティー好きじゃないと、少し苦痛かもしれませんね。
私はストレス満載になったこともありますが、今となっては良い経験です。ただ、私の性格上、シェアはもういいかなと思っています。